一般財団法人東京菓子協会は、明治４２年に設立された東京菓子同業組合を淵源とし、同菓子組合が組合事務所並びに東京の菓子業界の活動の拠点として建設した東京菓子会館（衛生試験所併設）を引き継ぎ、業界団体に対する事務室の提供、菓子製造・流通業者に対する衛生思想の普及、衛生試験の実施等を通じ都民の健康的な生活の向上に寄与することを目的として、昭和２４年３月８日財団法人日本菓子協会として東京都知事の認可を受け設立されました。その後、昭和２９年９月１日をもって名称を財団法人東京菓子協会に変更し、活動してきました。

更に、公益法人制度の改革により、平成２４年４月１日一般財団法人東京菓子協会への法人格移行が認可され今日に至っています。

その間、菓子製造・流通業者数の減少、衛生管理制度の変更、情報流通体系の変化等菓子業界を巡る状況は大きく変化してきました。このような中で、従前は出版物を中心とした情報提供を行ってきましたが、令和３年６月東京菓子協会ビルが建て替えられたことを契機として、より多くの方々への情報提供が可能なインターネットによる情報の提供に移行し、事業者に対する衛生思想の普及だけでなく一般消費者に対して菓子に関する様々な情報を提供することとしました。

このため、令和６年７月２２日をもって東京菓子協会のホームページを立ち上げ、国、東京都をはじめとする行政当局、菓子業界関係団体等の御協力も頂きながら運営していくこととしています。

また、菓子業界の活動拠点となる事務室を提供するという目的のもとに再建された東京菓子協会ビルについて、引き続き適正な管理・運営に努めて行くこととしています。